空港で受託荷物のスーツケースが重量オーバー!?5つの解決方法
先日エミレーツ航空のカウンターの前で、7万円の超過料金を請求されて、呆然とした著者。
受託荷物のスーツケース1個分19キロが丸々重量オーバーとみなされたからです。
日系の航空会社が、欧州行きなど長距離線の受託荷物を2つにしている会社が多い中、
受託荷物が1つの航空会社も少なくありません。
今回は、日本からもしくは旅先からスーツケースを受託荷物として預ける際に、
重量オーバーしてしまったときの解決方法をご紹介します!
Contents
友人の受託荷物に入れてもらう
スーツケース重量オーバーでお金とられた。スーツケースの鍵はボルチモアなのでどうしようもなかった。125ドル。鍵もメキシコシティーから送ってもらうのに5000円かかった。メキシコで無駄にもらったメキシカンペソの換金でも凄まじいコミッションフィーとられて、俺の財布と心はもうボロボロ
— 土居伸彰 Nobuaki Doi (@NddN) May 21, 2013
友人と一緒に旅行するときで、もし相手のスーツケースに余裕があるような場合は、一緒に入れてもらいましょう。
空港でスーツケースを開けなくてはならない手間がありますが、この方法が一番確実に重量オーバーを解消できます。
郵送する
さあコミケの時期ですな。今年は帰りの空港のカウンターで、預け荷物の重量オーバーにならないように、郵送しそう。ほとんど空で行ったスーツケースが20キロ近く増えていた去年の冬コミ。
— YOSHIRJNK (@YOSHIRJNK) June 12, 2015
筆者のように、大幅に重量オーバーしてしまった時に便利なのが、郵送による方法。
空港によっては、ターミナル内に郵便局があるので、
そこから今すぐ必要な物だけを航空便で、必要のない物は船便で送るようにしましょう。
今回の筆者の場合は、成田空港第二ターミナル内の郵便カウンターからヨーロッパまで19キロのスーツケースをEMSで送って29,000円ほどで済みました。
一見高いようにも思いますが、航空会社の超過料金の約半額で、
しかも航空券代が他社と比較して安かったのでそれほど損した気分にはなりませんでした。
機内持ち込み荷物に移す
重さを量るやつ入手。これでこの前の福岡からの帰りのように空港でスーツケース預けるときに重量オーバーが発覚して慌ててリュックにエフェクター入れ替える事もなくなるだろう…。いつも持ち歩いてる機材をケース込みで量ってみると15kg…。ヤマ pic.twitter.com/iiEQwDkpKs
— dip_official (@dip_official) September 30, 2017
重量オーバーした時に、比較的多くの人が思いつくのがこの方法ではないでしょうか?
最近では、エミレーツ航空のようにエコノミークラスの機内持ち込み荷物を7kg以内に厳しく制限している航空会社もありますが、
大抵の航空会社では機内持ち込み荷物の重量を計るようなことはしません。
そこで、受託荷物の超過分を可能な限り、そちらに移すことができます。
一番無難な方法としては、本や小銭といった小さくて重いものを移すことです。
筆者の場合は、機内持ち込み荷物の制限にも引っかかったため、この方法をとることはできませんでした。・・・
とにかく身に着ける
重いカメラやジュエリー、コート、セーターなどは身に着けることで受託荷物の重量を減らすことができます。
この方法は、雪だるまのような格好になり、暑苦しいのであまりおすすめはできませんが、機内では脱いでしまえば問題ありません。
また、コートのポケットにキンドルや文庫本、硬貨などを詰め込む人もいるようです。
私は、エミレーツ航空の機内持ち込み荷物の7kg制限でも重量オーバーとなってしまったため、
持っていた外貨コインなどはすべて専用の機械で電子マネーに交換しました。(Amazonギフト券などにも交換可能)
2kgある一眼レフカメラも首からかけても問題ないとのことだったので、それで2kgも減らすことができました。
空港です。日本では見かけない、スーツケースのラップコーナー。荷物を詰め直す台や計りもあります。これで重量オーバーにビクつく必要はありません「大丈夫」。そして、今日は激混みのヒースロー空港「また会おう」!最後に「にっこり」お別れです。#今日の夜廻り猫 pic.twitter.com/TndIsC0QzM
— kosama ranko (@kosamaranko) September 28, 2016
思い切って断捨離する
荷物リスト
LCCの受託荷物預け代とか手荷物重量オーバーの代金より安いはずなのでビーサンとか服とかは適宜現地調達する pic.twitter.com/YNl4tMDKYF
— 24O🇯🇵 (@240journey) September 12, 2018
空港で断捨離!?と驚かれる人もいることでしょう。
それが、本当に必要な物かどうかを見極め、いつでも購入できるものであれば、思い切って断捨離するというのも有効な手段です。
捨てるのがどうしてももったいないような美品であれば、その場に居合わせた人にあげるのも良いでしょう。
超過料金を支払ってでもキープするような価値のある物か、思い出の深い物かどうかなどを再考してみましょう。
受託荷物の重量オーバーを防ぐ方法
スーツケースを購入する際には、なるべく軽くて丈夫な物を選ぶ
スーツケースは少々高くても、車輪の部分や開閉部分が長持ちして、軽いものを購入することをおすすめします。
例として、サムソナイトのコスモライトやサンコーのスーパーライトN、リモアのサルサエアーなどがあげられます。
高額なスーツケースはレンタルするのも良いですね。
【28日付MJから】もう空港で「あれっ?しまった!」は言いません!? 中身の重さが量れるスーツケースを鞄大手のエースが4月に発売。飛行機搭乗の際の重量オーバーの心配を減らします。 pic.twitter.com/3xJVaApDFg
— 日経MJ (@nikkeimj) March 28, 2018
ホテルで体重計を借りる
どのホテルでも大抵は体重計を貸し出しています。
お土産を買いすぎてしまって、受託荷物の制限が不安な方は、
滞在先のホテルで事前にスーツケースの重量を確認しましょう。
受託荷物で不明な点は必ず航空会社に問い合わせする
筆者が今回重量オーバーした理由は、エミレーツ航空のウェブサイトに記載されている「重量制の場合はスーツケース10個まで」という部分を不思議に思いながらも、
確認しなかったことが挙げられます。
インターネットの記載で少しでもおかしいと思ったら鵜呑みにせず、問い合わせした方が良いでしょう。
最近では、どの航空会社でもチャット、電話、Eメールによる問い合わせを受け付けています。
個人的には、チャット機能は、ネット回線さえあれば無料ですぐに回答してもらえるので、おすすめです。
なかには、人が回答せずコンピュータによる自動応答の会社もあるので、その場合は電話の方が良いでしょう。
受託荷物が重量オーバーした時は、落ち着いて対処しよう!
空港で、いざ出発という時に受託荷物が重量オーバーしてしまうと焦ってしまうものです。
特に、フライトの時間が迫っている時は、パニック状態になってしまう人もいる事でしょう。
こんな緊急時にも備えて空港でのチェックインの時間はなるべくおおめに確保するようにしましょう。
また、普段からのちょっとした心がけで重量オーバーを防ぐことが可能です。
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