アイルランド観光でおすすめの絶景スポット5選!『スター・ウォーズ』ファンやSF好き必見!
2015年に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と、
2017年に公開された『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のロケ地になったことで
有名なアイルランドの世界遺産スケリッグ諸島。
アイルランドには、それ以外にもSF 映画に出てきそうな絶景スポットがたくさんあります!
今回はそんな『スター・ウォーズ』ファンやSFが好きな人におすすめの、アイルランドの観光地をご紹介します。
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バレーンの月面疑似体験
LUNA SEAの聖地(?)、アイルランド、バレン高原へやってきました。MOTHERのPVここで撮ったんだなー。今日は晴れて穏やかな日でしたが。 pic.twitter.com/vDKbo8NSVm
— ratanave な り た か (@ravemae) February 1, 2015
アイルランドの独特の文化が今でものこっている西部。
バレーンは、そんな西部のクレア県沿岸部にある観光地です。
また、数々の映画のロケ地としても有名。
沿岸部には数千年の年月をかけて浸食された切り立った崖がつづき、その上には海抜300メートルの広大な不毛の大地がつづきます。
その岩肌は、まるでSF 映画に出てくる月面のよう。
それもそのはず、バレーンはアイルランド語で「大きな岩」という意味があるのです。
その昔、イギリスの将軍クロムウェルがこの地を征服しようとした時に、
あまりにも不毛な土地が多いため、驚いたというエピソードがのこっているほどです。
バレーンのいたるところには、古代の巨石墓やドルメンがのこり、
どこから来てどこへ移住していったのか不祥とされている人びとのスピリチュアルな場所としても、機能していました。
同じような墓やストーンサークルは、
フランスのブルターニュ地方、アイルランド西・北部、スコットランド、イングランド、ウェールズで大量に発見されています。
バレーンは、SF とファンタジーの両方を体験できる場所といってよいでしょう。
モハーの断崖
モハーの断崖(アイルランド) pic.twitter.com/HptGDIqe8B
— 心の絶景 (@kokoro_zekkei_b) December 6, 2018
上記で紹介したクレア県のバレーン高原にあるモハーの断崖。
ここはアイルランドでも1位か2位を争う観光地です。
毎年、夏には多くの観光客が世界中から訪れ、崖のふちに寝そべって顔を海側にだしたりしていますが、
危険が起きてもすべて自己責任となりますので、十分に気をつけましょう。
海抜214メートルの丘の上からは、断崖絶壁の景色が眺められ、晴れている日は、海の向こうにアラン諸島もあらわれます。
このモハーの断崖がほかの岬や崖と違う点は、その長さが14kmにもおよぶこと、
そして湾が入りくんでいるため崖の側面が崖の上から見られることなどが、あげられます。
まさにSF好きにはぴったりの観光地といえるでしょう。
イニシュモア島
ニが抜けている……イニシュモア島ですね。素朴で、だけれど自然が力強い素敵な島 pic.twitter.com/KSjCrST0nU
— にこ (@ikaika_niko) December 6, 2018
アイルランド西部のゴールウェー県に属するアラン諸島。
ゴールウェーからは定期的にアラン諸島へのフェリーが運航しており、約20分でアラン諸島に着きます。
なかでもイニシュモア島は観光地としての人気がたかく、B&Bやホステルも何軒か点在しています。
村のひとびとはとても親切でアット・ホームな雰囲気で観光客を迎えてくれます。
ここには、ダン・アンガスという切り立った断崖があり、
モハーの断崖と同様、その崖の側面が崖の上からみられるようになっています。
ダン・アンガスのうえは岩がごつごつした大地がひろがり、まるでSF映画にでてくる月面のような雰囲気をかもし出しています。
このほかにも、イニシュモア島には古代に都市国家を形成していたであろう集落の形跡がのこっています。
その中心には、おそらくは祭事場(政治の中心地)として使われていた遺跡ものこっています。
不思議な事に、この祭事場は断崖絶壁の海に対して、半円形の形をとっています。
現在考えられている有力な説では、のこり半分の祭事場や集落は崖が崩れて一夜にして海に消えてしまったため、
そこに住んでいた人々は恐れおののきこの島を去ったと言われています。
この古代のひとびとがどこから来て、どこへ行ったのかは分かっておらず、謎に包まれています。
年代は違いますが、その後も別な民族の移住がつづき、廃墟になった教会などはファンタジーな雰囲気をこの島にのこしています。
そのせいもあって、イニシュモア島では、今まで数々の映画のロケ地にもなってきました。
イニシュモア島の観光地とは逆側の農村をひとりでサイクリングをしていると、頭上を小型の飛行機が地上すれすれのところを飛んで行きます。
こんな小さな島ですが、小型飛行機の飛行場があるのです。
あたりには誰もおらず、カモメと飛行機、そして体の大きな農夫がひとりで農作業する景色がしずかに流れてゆきます。
イニシュモア島はアラン・ニットの発祥の地でもあるので、村では本物のアラン・ニットが手に入ります。
6月から7月にかけては天気が比較的よく、ボートの競技大会や村の夏祭りなどが開催されます。
その時期に訪れるのも良いでしょう。
ジャイアンツ・コーズウェイ
【英国】ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸
ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸は、イギリス・北アイルランドにある、約6000年前に地殻変動でできた正六角形をした約4万本の玄武岩の石柱が連なる海岸である。 pic.twitter.com/GEHbBacHW8— 世界遺産好き! (@fsc7777) December 4, 2018
アイルランドでは数少ない世界遺産のひとつです。
北アイルランドにあるので、国はイギリスですが、現時点2018年においては列車で簡単に国境を越えられます。
この世界遺産は、自然遺産で、火山活動によって生まれた石柱郡です。
その数は4万を超え、まるで人間が作った石づくりの階段、石畳、そして彫刻のようにもみえます。
それもそのはず、この場所には「巨人の石道」という名前がついており、巨人フィン・マックールがつくったという伝説がのこっているのです。
まさに、SF好きにはぴったりの観光地といえるでしょう。
『スター・ウォーズ』のスケリッグ・マイケル
この二つはそこそこ有名だけど、実はもう一つ「マイケルの岩(スケリッグ・マイケル)」(Skellig Michael)ってのがアイルランドにあって、まぁ大天使ミカエルではないかもしれないんだけど、似たように島の上に修道院がある。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でルークが住んでた島ね pic.twitter.com/fggRuGR0j9
— Dr. RawheaD (@RawheaD) July 27, 2018
2015年に公開されて話題になった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。
最後のルークが登場する荘厳な岩場は、実はアイルランド南西部にある世界遺産スケリッグ島に実際に存在する場所なのです。
また、この島は2017年に公開された『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の撮影にも利用されました。
スケリッグ島にはいくつかの無人島があり、そのうちのひとつが、『スター・ウォーズ』の撮影につかわれたスケリッグ・マイケルです。
映画の効果もあり、最近では世界中から観光客が訪れ、アイルランドでもとくに注目されている観光地といってよいでしょう。
スケリッグ・マイケルはアイルランドの沖合に浮かぶ孤島で、
その切り立った岩場に近づくためには、個人用の小さなボートを利用するしか方法がありません。
もともとは、修行や敵から身を守るためにつかわれていた島で、山頂にはいまでも階段や住居跡、そして6世紀に建てられた修道院などが残っています。
日本では、ちょうど大陸から仏教が伝わり、法隆寺の建設がはじまったころです。
階段は600段以上もあるので、体力に自信のない方は、スクワットなどのトレーニングを積んでから行くようにしましょう!
SF映画に出てきそうなアイルランドの絶景スポットを訪れよう!
今回はアイルランド観光におすすめの絶景スポットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
とくに、『スター・ウォーズ』ファンやSF好きにはたまらない観光地が、アイルランドにはたくさんあります。
ぜひ、体力をつけて訪れてみましょう!
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