世界のチップ事情!どの国がチップいる?いらない?払うタイミングも解説!

海外に行くと分からないことの代表格として、「チップ」がありますよね。
私自身もたくさんの国に行きましたが、国によって様々なので、チップに対しては本当に最後まで慣れませんでした。
なので、今回は国別にチップがいる国・あった方がいい国・不要な国ごとに分けました。
チップを出すタイミングなどの細かいことも解説するので、是非海外でのチップでお困りの方は参考にしてください。
Contents
チップが絶対必要な国
アメリカではチップが必要な場面が多い。ファストフードやスーパーは必要ないが、レストランやタクシーなら15%前後。状況にもよるが、例えばトランクに荷物を入れてくれたら20%ぐらい。レストランもランクによる。他にも必要な場面あり。1ドル札は多めに持っておくとよい。
— ハーバード大学院生 ゆう@学歴の鬼 (@haru_ojiwakach) February 2, 2020
アメリカではチップが必要な場面が多い。
ファストフードやスーパーは必要ないが、レストランやタクシーなら15%前後。
状況にもよるが、例えばトランクに荷物を入れてくれたら20%ぐらい。
レストランもランクによる。他にも必要な場面あり。
1ドル札は多めに持っておくとよい。
— ハーバード大学院生 ゆう@学歴の鬼 (@haru_ojiwakach) February 2, 2020
チップが絶対必要な主要国は、
・メキシコ
・アメリカ
・カナダ
・カタール
・エジプト
・アラブ首長国連邦
などになります。
アメリカやカナダなどはチップを絶対払う国として聞いたことがある方も多いかも知れませんが、以上の国は、基本的にどこに行っても絶対にチップを払う必要があります。
もしチップを払わないことがあれば露骨に嫌な顔をされます。(経験済…笑)
日本のようなチップ文化が全くない国で育っている私たちにとっては馴染みがなく、これくらい払わなくてもいいやと思うこともあるかも知れませんが、相当サービスに不満がない限り払う必要があります。
特に、レストランやホテル、タクシーなどといった場所でサービスを受けた毎にチップが必要です。
金額は、国や場所によって違いますが、カナダやアメリカのレストランで食事をした場合は、食事で払う金額の15〜20%上乗せするのが平均です。
ホテルでベルボーイに荷物を持ってもらった際は1〜2ドル程が平均です。
国や場所やサービスの質によって、平均からどの範囲で払うかは個人の自由なので、例えばアメリカのレストランでサービスの質が本当に普通(当たり障りがない)場合は、15%程はチップで払いましょう。
逆にそこでサービスの質が最高だった場合は20〜25%程払ってもいいでしょう。
そういった感じで平均から自分のさじ加減で払うようにするといいかと思います。
ちなみに洋服を買ったり、スーパーやコンビニで何かを買った際や、ファーストフード店では払う必要はありません。
絶対ではないがチップを払うことがある国
飲食店でサービス料が含まれてない場合はチップを払う必要がある国
【チップ(レストラン)】料金の5〜10%の額を、支払いの時キリのいい金額で渡す。もしくはお釣りの小銭をテーブルに残す。(サービス料に含まれている場合は不要だが、心付けとして)
— ろみお (@romiotousann) February 13, 2013
チップが絶対に必要ではない国の中でも、食事の中にサービス料が含まれていない場合は払うべき国もあります。
それらの国が、
・オーストリア
・オランダ
・ブラジル
・ロシア
・チリ
・南アフリカ
・アイルランド
・トルコ
・モロッコ
などになります。
これらの国のレストランでは、サービス料が含まれてない場合はチップを払ってください。
このサービス料の確認方法は、ほとんどの場合、メニューの冊子の端っこなどに書いてあり、サービス料込みという感じに記載があります。
込みと書いてる場合は払う必要がありません。また、どこにも記載がない場合は、直接店員さんに確かめるのもいいかと思います。
これらの国でも、利用先のホテルなどでは一応払った方がいいです。
絶対ではないですが、チップに慣れ親しんでいる文化の国なので、出来るなら払った方がいいでしょう.
払う必要があるわけではないけど、払うと喜ばれる国
スイスは高級レストランに行かない限りチップ渡さないと失礼の文化がないから良かった
— しんめ@追い抜き時刻表頒布中 (@Shinchi_maid) September 12, 2016
基本的にチップ制度はないけれど、人によっては気持ちでチップを払う国は、
・オーストラリア
・香港
・スウェーデン
・中国
・インド
・スイス
・フィンランド
・インドネシア
・韓国
・デンマーク
・イタリア
・スペイン
・ドバイ
・イスラエル
・シンガポール
・フィジー
・マレーシア
・台湾
・ドイツ
・ノルウェー
・イギリス
・ギリシャ
・ニュージーランド
などになります。
これらの国に行った際は、チップは必須ではありません。
地元人も基本的にはチップは払っていないので、チップを気にする必要はありません。
ただ、サービスが良かったり、気持ちのよい接客をしてもらったなど、自分が払いたいと思った際にチップを渡すととても喜ばれます。
チップが不要な国
外国人のお客さんが食べてったんやけど
会計の時に「お釣りいらないわ。あなたへのチップにどうぞ」的なこといってさっさと帰っちゃったんだけど日本チップ文化ないけ処理せないかんのめんどい😇— ごっち (@goccifromfds) July 23, 2018
チップが全く不要な国は、
・アルゼンチン
・フランス
・日本
・オマーン
・イエメン
になります。これらの国は基本的にチップを払う必要がありません。
これらの国でも観光地では払う人もいますが、基本的に払う必要がないので、気にしなくていいでしょう。
アルゼンチンはチップをあげる行為自体が法的に禁止されてようなので、逆に迷惑がられることもあるので注意が必要です。
チップを払うタイミング
チップ払うタイミングって難しい。
— クミン (@takuminish) May 15, 2019
チップを払うタイミングは、シーンによって異なります。
レストランでは、食事をした後のお支払いをすると同時にチップも渡します。
(クレジットカードの場合は、チップを含めた値段を書く、もしくは機械で読み込んだ時にチップの値段を打ち込む)
ホテルでは、ベルマンにサービスを受けた後に直接数ドル現金で渡すのが一般的です。
また、一泊ごとにルームクリーナーへのチップを、部屋を出る際にベットなどの分かりやすい位置に置いていきます。
タクシーでは、タクシーの料金を払う際にチップを上乗せした金額を支払いましょう。
注意するのは、現金で支払う際にお釣りのない状態にしておくということです。
お釣りをもらってチップを渡してとやっていると非常に手間なので、出来るだけ細かいお金を持つようにしましょう。
また、チップを払う時は、「ありがとう」や「美味しかった」「楽しかった」「助かった」など感謝の気持ちと一緒に支払うと自分も相手も心地がいいので私はこれを心がけていました。
チップを払うべきか迷った場合
それでも、とっさにチップを払うべきか迷うこともありますよね。
時と場合によって対応は違ってきますが、
例えば、払うべき国(アメリカなど)であまりよくないサービスを受けた場合でも「払いましょう」。
アメリカなどのチップが必須の国ではサービスの質があまりよくないと思った場合でも払うのが常識です。
もちろん少なくしても問題です。
罵られるくらいの最悪な接客だった場合のみチップが不要と考えておいた方がいいです。
また、チップが不要でも必要でもない国では、迷った場合は払っておく方がいいでしょう。
払って損はないので、ある程度の気持ちの良い接客を受けた際は払うように私もしています。
そういった基準を自分の中で決めておくと楽になります。
まとめ
海外のチップ制度は本当に海外旅行をするにあたって、頭を悩ませるところですよね。
チップは国によって本当に必要があるか不必要なのかが違ってくるので、今回の記事を参考にしつつ、しっかり行く前にその国のチップ情報は念入りに調べてから行くようにしてください!
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