バックパッカーの聖地!「インド」を200%楽しむための7つのポイント
世界を旅するバックパッカーであるならば、一度は憧れるインド。
しかし、インド渡航者の話を聞くと、「また行きたい!」もしくは、「もう二度と行くものか!」と賛否両論の声があります。
私は過去3回インドを訪れましたが、また行きたいと思うほどインドの虜になっています。
そこで、インド通の私が、インド旅行を200%楽しむための7つのポイントをご紹介します。
Contents
寝台列車
インド旅行の代名詞ともいえる「寝台列車」。
時間にゆとりがあり、できるだけ安くインドを旅したいのであれば、寝台列車の旅がおすすめです。
インド国内には、国内線の路線もたくさんありますが、寝台列車を利用すれば、インド大陸の広さを肌で感じることができます。
また、ローカルのインド人もこの寝台列車を利用するため、彼らの文化を間近で見ることができます。
座席が隣になったインド人と会話が弾むこともよくありますよ。
インドの寝台列車には等級があり、カーテン付きの2等席をチョイスすることをおすすめします。
3等以下になるとカーテンが設置されていないため、ベッドの中が丸見えなので、女子旅にはちょっと不便を感じます。
寝台列車の中には社内販売もあり、ソフトドリンクやお水、スナックやカレーの入ったお弁当が売られています。
インドでは大定番のチャイ屋も、電車の中をウロウロ売りに回りますよ。
本場インドカレー
インドへ来たのであれば、絶対に挑戦したいのが「本場のインドカレー」!
インドのカレーは、ベジタリアン(菜食主義)とノンベジ(非菜食主義=肉もOK)に別れ、その種類の豊富さに驚くほどです!
一か所のレストランで、数十種類のカレーメニューが用意されており、一回の滞在で全てのカレーメニューを制覇するのは無謀なほど。
そもそも日本でカレーというと、肉や野菜など様々な食材を合わせて作りますが、インドカレーはその逆で、メインの材料をひとつしか使いません。
そのため、野菜やお肉の数だけメニューは豊富で、毎日カレーを食べても飽きないのです。
さらに、北と南では使われるスパイスや調理法が異なり、主食となるパン(ナンやチャパティ、パラタなど)も様々です。
インドでそれぞれの地域のカレー文化を堪能してみるのも、インド旅行の醍醐味ですよ。
インド伝統着
海外へ行ったらその土地の民族衣装を着てみたいと思う女子は多いです。
インドにも様々な種類の民族衣装がたくさんありますよ!
インドといえば、サリーを思い浮かべる方が多いですが、身体のラインが際立ち、露出があるので、抵抗を感じる方もいます。
そこで、おすすめなのがパンジャービードレス!
パンジャービードレスとは、簡単に言うとインド版ワンピース。
ひざ下丈で、横にスリットが入っているのが特徴です。
デザインやカラーは様々で、このパンジャービードレスに、レギンスやゆとりのあるインドパンツ(サルワール)、そして長めのストールを合わせるのが定番。
日中40℃を超えるような日がざらにあるインド。
強い日差しが避けられない中、インドの伝統着は、このような気候であっても肌を日差しから守り、風通しが良いように作られています。
そのため、インド旅行には超快適の旅ファッションでもあるのです。
インドの伝統着を着れば、写真を撮るときに風景ともマッチして楽しさ倍増ですよ♪
ヘナタトゥー
「ヘナタトゥー」とは、ヒンドゥー文化の一種で、幸せな結婚生活を送ることのシンボルであります。
そのため、インドへ行くと、多くの若い女性の手や足、首などに複雑な模様のヘナタトゥーがびっしりと描かれているのを目にします。
それと同時に、街の至る所にはヘナタトゥーのショップが見られます。
ヘナタトゥーは通常のタトゥーとは異なり、ヘナという植物が入ったペンで描かれます。
そのため、個人差がありますが、通常1~2週間程度しか持ちません。
しかし、このヘナタトゥーは、ファッショナブルで、大きさにより20~100ルピーほどでできることから、地元民だけではなくツーリストからも人気があるのです。
予防接種
インドへ行くのであれば、必須ではないのですが、日本で予防接種を受けることをおすすめします。
水や生野菜、果物から感染するA型肝炎は、短期の旅行者であっても感染のリスクがあります。
その他、腸チフスや狂犬病の予防接種もおすすめします。
しかし、予防接種を受けたからといって油断するのではなく、現地の水や食べ物には十分注意して下さい。
基本的には、水道水は絶対にNGです。
歯磨きの際も、市販のボトルの水を使って下さい。
また、胃腸が弱い方は、生野菜やフルーツ、氷を摂取するのは避けるべきです。
出来るだけ、火の通ったものを口にするようにしましょう。
衛生面
日本は、世界でもトップクラスの清潔さを誇る国です。
日本と同じ感覚でインドへ行くと、カルチャーショックを受けるのは当たり前。
そのため、インドを訪れる際は、最初から衛生面は期待しないで下さい。
街の至る所で、ゴミや牛、動物の糞などが見られます。
しかし、初めから期待せずに行けば、それほど落ち込むことはありません。
衛生面は日本に劣りますが、人の生命力を感じるほどエネルギッシュなインドは、あなたの人生観が変わるほどの魅力がいっぱいの国ですよ!
客引き
インドといえば、客引きがひどいことでバックパッカーの間では知られています。
特に駅や観光地へ行くと、タクシーやトゥクトゥクのドライバー、ポーター(荷物運搬人)と名乗る男たちが、「いい加減にして!」と言いたいくらいに付きまとってきます。
この客引きにストレスを感じるトラベラーも多いほど。
客引きを避けるためには、まず声を掛けられてもひたすら無視することです。
一切耳を傾けず、目も合わせないで下さい。
また、スマホや地図、ガイドブックなどを片手にうろうろしていると、客引きに目を付けられやすいです。
イヤホンなどを付けて、聞こえないふりをするのも◎
客引きの中には、相場以上の金額を請求したり、詐欺師がいる場合もあります。
そのため、タクシーやトゥクトゥクなどが必要な場合は、自分から直接何人かのドライバーに声を掛け、相場を知ったうえで、値段交渉をすることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、バックパッカーの聖地として人気のインド旅行を楽しむための7つのポイントをご紹介しました。
寝台列車の利用やカレー、インド伝統着などインド文化を堪能しながら旅行を楽しむのがポイントです。
しかし、旅を200%楽しむには、予防接種や現地での食べ物・水への注意、そして何よりあなたのインドを旅行するうえでの心構えが大切です。
インドを好き派、嫌い派になるかは、あなた次第ですよ!
-
前の記事
ヒッピーが集まる自由の国オランダ!運河の町アムステルダムの見どころ7選 2018.08.16
-
次の記事
絶景好き必見!ヨーロッパで日本人が知らない(知名度が低い)穴場絶景スポット・都市4選! 2018.08.24