コロナ後に訪れたい!美しすぎるドイツの三大美城
ドイツ国内には、数々の美しいお城や古城が残り、その中でも特に美しいお城がドイツ三大美城と言われ、わたしたち日本人の間で話題となっています。
現在は、コロナの影響で海外旅行は難しいですが、ドイツのお城には日本では見られない特別な景観があります。
そこで、今回はコロナが収束したらぜひ訪れたい、ドイツの三大美城をご紹介していきます。
Contents
1、ノイシュバンシュタイン城
わたしたち日本人にとってドイツで最も有名なお城といえば、「ノイシュバンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)」。
ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったとも言われ、多くのガイドブックで紹介されています。
メルヘンチックな白亜の壁が印象的で、人生で一度は訪れたいドイツを代表する美城であります。
ノイシュバンシュタイン城へは、ミュンヘンから電車で約2時間のフュッセンが観光の起点。フュッセンはドイツで人気の観光街道 「ロマンティック街道」 の終着地点でもあります。
ノイシュバンシュタイン城は、1869年にバイエルン王国の第4代国王ルートヴィヒ2世が莫大な借金を作り、中世の世界を再現すべく着工されましたが、未完成で退位となってしまいました。
風光明媚な岩山にそびえる孤高のノイシュヴァインシュタイン城。
— ドイツの旅とスローライフ (@gutereise_) October 27, 2020
耽美的な人生を生きたルートヴィッヒ2世は、ばく大な借金を作り、城は結局未完成のまま、王は退位に追い込まれました。
そして残された城は伝説となりました。https://t.co/DSU8YcXJlG#DiscoverGermanyFromHome pic.twitter.com/jH3HTvvimQ
アルプスの麓にあるノイシュバンシュタイン城は、自然に囲まれており、季節によって四季折々の姿を魅せます。
春から夏にかけては新緑、秋には色とりどりの紅葉、そして冬には雪に覆われたノイシュバンシュタイン城。
特に、お城を全貌できる「マリエン橋」からの景色は格別。
平原をバックに森に佇むノイシュバンシュタイン城は、写真映え抜群です。
お城の外観は自由に見て回れますが、お城内の見学は完全ガイドツアーのため、お城に着いたらまずチケットを購入しましょう。
ツアーの待ち時間は、時期にもよりますが約1時間程度あるので、その待ち時間を利用してマリエン橋を訪れることをおすすめしますよ。
2、エルツ城
まるでおとぎの世界に迷い込んだように、森の中にひっそりと佇む「エルツ城(Burg Eltz)」。
12世紀に建てられたエルツ城は、その後500年もの歳月をかけ増築され、現在の姿に至ります。
建設当時のそのままの姿が残る貴重なお城。
さらに、難攻不落の城として、歴史上侵略をされたことがないお城としても知られています。
孤高の名城・エルツ城。
— ドイツ観光局 (@GermanyTravelJP) July 14, 2020
一度も陥落したことがない正真正銘の中世の古城で、800年以上も同じ家系によって所有されています。
深い渓谷の中にたたずむその姿は、まるで物語の世界。
春夏秋冬、朝昼晩とそれぞれに異なる表情は、何度でも、いつまでも眺めていたくなります。#DiscoverGermanyFromHome pic.twitter.com/TccTdnriXv
エルツ城は、ドイツ西部ラインラント・プファルツ州にあり、モーゼルケルン駅からハイキングコースを歩いて片道90分でアクセスするのが一般的。
土、日、祝日のみバスが運行していますが、天気が良ければ、ドイツの自然や森を楽しめるハイキングコースを歩いてのアクセスをおすすめします。
ハイキングコースのほぼ終着地点では、森の間から静かに佇むエルツ城が見みられ、絵本の中に迷い込んだファンタジーな世界が広がります。
お城の中は、ツアーにて見て回ることができ、寝室やキッチン、騎士の部屋などを見て回ることができます。
城は今でもエルツ家の子孫が所有しており、城内には彼らの写真も飾られていますよ。
3、ホーエンツォレルン城
天空の城とも呼ばれる「ホーエンツォレルン城(Burg Hohenzollern)」は、ドイツ南西部シュヴァーベン地方の標高855mに及ぶホーエンツォレルン山の頂山に築かれたお城。
天空の城といわれる異名は、条件が整うと雲海が広がり、お城が雲の上に浮いているように見えるからです。
雲海は、一般的に春や秋に発生しやすいですが、それが見られるのはごくわずかで、とても貴重な絶景であります。
ホーエンツォレルン城は、12世紀に建設されたのが始まりですが、その後戦争などの被害で再建を繰り返し、現在の姿はフリードリヒ・ヴィルヘルム4世によって1867年に建てられたもの。
ホーエンツォレルン城へは、ヘッヒンゲン駅からバスに乗りアクセスすることができますが、バスの本数が少ないため時刻表を事前に確認しましょう。
お城に到着したら、階段を上り中庭に到着するのですが、そこでは中世の世界観が色濃く残っており、12月にはなんとクリスマスマーケットが開催されます。
お城の中は撮影禁止ですが、ガイドと共に見学することができますよ。
天空の城、ホーエンツォレルン城 (Burg Hohenzollern)
— bonnes vacances (@bonnesvacances2) April 6, 2020
お城からの景色も綺麗ですが、隣の山から山頂に佇むお城を見るのがすごく良かったです。#ドイツの城#DiscoverGermanyFromHome pic.twitter.com/f7umzKjEe3
ホーエンツォレルン城内を見学した後は、山の上に聳え立つお城の全体像が見られるビューポイント「ツェラーホルン(Zellerhorn)」へ向かいましょう。
ツェラーホルンは、お城が立つ山と同じくらいの高さであるため、山の上にお城が聳え立つ姿を一望でき、運が良ければ雲海が見られることも。
お城からツェラーホルンは、90分ほどのハイキングコースを歩いてアクセスできますよ。
4、ドイツの三大美城を巡ろう!
今回はコロナ収束後にぜひ訪れたい、美しすぎるドイツの三大美城をご紹介しました。
ドイツのお城は自然の中に佇むものがほとんどで、自然と美城の織りなす景観を楽しめるのはドイツならではの観光の魅力であり、日本では見られない絶景であります。
コロナが収束したらドイツ旅行を計画し、三大美城を巡る旅を楽しんで下さいね♪
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