女子旅は危険!アジアで最も治安の悪い国11ヵ国を紹介!

女子旅は危険!アジアで最も治安の悪い国11ヵ国を紹介!

日本からは飛行機でほんの数時間で行けるアジア諸国。

航空料金も欧州線などに比べると大分安く購入でき、最近では女子旅のアジア旅行がとても人気です。

しかし、アジア諸国の中には、中央アジアなど、治安の悪い国々や地域が存在し、女子旅におすすめできない国もあります。

そこで今回はアジアで治安の悪い国11ヵ国をご紹介いたします!

Contents

1:アフガニスタン

以前、アフガニスタンは、バックパッカーの旅行先として、とても人気のある国でした。
しかし、戦争後は治安の悪化により、旅行者が急激に減少しています。

外務省によると、アフガニスタンは現在アジアで最も危険な国とされています。首都カブールをはじめ、アフガニスタン全土において危険レベル最大のレベル4(渡航中止、退避勧告)が出されています。

バックパッカーで個人旅行に慣れているジャーナリストなどでも、誘拐や殺害に巻き込まれる事件が相継いでいるので、渡航しないようにしましょう。

治安悪化の主な原因は、アフガニスタン政府や軍施設に対するテロ攻撃が続いていることです。

現在、「ISILホラサーン州」と名乗るテロ組織やタリバーンが一般市民をも巻き込む爆撃等を行っており、非常に危険な状態と言えます。
2019年現在、将来の治安回復の目処はたっていません。

2:パキスタン

アフガニスタンの次に治安の悪い国は、パキスタンです。

女子旅の旅行先としてパキスタンを選ぶ人は少ないのですが、最近インドに旅行する女子が増えています。

パキスタンとインドは隣り合わせなので、何らかの突発的な理由により国境を越えないように注意しましょう。
テロ、誘拐、デモなどに巻き込まれる危険性があります。

2019年現在、外務省よりレベル4の渡航中止・退避勧告が出されている地域は、アフガニスタンとの国境沿いにある全ての地域です。

また、バロチスタン州のクエッタ市も、外国人をねらった誘拐・殺害事件が起きており、レベル4の退避勧告が出されています。

レベル3の渡航中止勧告が出されている地域は、KP州ノウシェラ郡、スワビ郡、チトラル郡、シンド州ジャコババード郡、バロチスタン州デラ・ブグティ郡、コールー郡です。

また、イランとの国境沿いにある地域全てとバロチスタン州クエッタ市にも渡航中止勧告が出されています。

この他、イスラマバード首都園でも、レベル2(不要不急の渡航さける)が出ているので、十分に注意するようにしましょう。

3:フィリピン

最近、女子旅にとても人気のあるフィリピンですが、行く島によってはとても危険です。

フィリピンでは最近、テロ組織による市民を巻き込んだ爆撃事件や外国人の誘拐が頻発しています。

外務省によると、日本人に人気のある観光地セブ島やレイテ島は軽犯罪が多発しており、危険度レベル1です。

セブ島では、2019年4月~6月の3ヶ月間だけでもおよそ1万件以上の犯罪が起きています。
セブ島で起きている犯罪の種類は、以下のとおりです。(多い順)

・窃盗 990件
・障害 619件
・強盗 301件
・強姦 98件
(参考:『海外安全対策情報(2019年4月~6月)(セブ)』|外務省海外安全ホームページ https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=74756)

セブ島は観光地で、治安の良いイメージがありますが、意外に怖い事件が多発していますね。
訪れる際には夜は出歩かないなど、十分な注意が必要です。

レイテ島のお隣にあるミンダナオ島は、治安が悪い島として有名で、全土においてレベル2やレベル3(渡航中止勧告)が出されています。
現在でも、ミンダナオ島では、テロ組織による爆撃や誘拐事件が相次いでいます。

女子旅でフィリピンを訪れる際は、くれぐれもミンダナオ島には行かないように注意しましょう!

4:インド

インドは世界中のバックパッカーにとっては聖地のような存在で、何十年もの間多大な人気を誇ってきました。

日本でも女子旅の人気の旅行先となっています。

インドはもともと性犯罪などが多く、治安の悪い国でしたが、ここ数年で治安は更に悪化しました。インドの各地では最近テロ組織による一般人を巻き込む攻撃が相次いでいます。

外務省によると、インドで現在レベル4の退避勧告が出されているのは、パキスタンとの国境地帯にあるカシミール州です。
カシミール地方の少数民族は、インドからの独立を求め、過激なテロ活動を展開しています。

また、レベル3の渡航中止勧告が出ているのは、ラダック地域、スリナガルとその近郊です。

アッサム州、メガラヤ州、マニプール州、ナガランド州、マハーラーシュトラ州(チャンドラプル県、ガドチロリ県、ゴンデア県)ジャールカンド州とビハール州の農村地帯、高原奥地(テランガナ州、オディシャ州、アンドラ・プラデシュ州、チャッティースガル州)には、不要な渡航をやめるように注意を促すレベル2が出されています。

この他、日本人の観光客も多い、ラダック地域のレー(空路での渡航を推奨)、コルカタ、デリー、ムンバイ、チュンナイ、ベンガルーでも、レベル1(十分に注意する)が出ています。

5:インドネシア

https://twitter.com/ginzamomo/status/1176804543922757637

インドネシアはもともと軽犯罪などが多い国で、インドネシア全土でレベル1(渡航の際は十分に気をつける)が出されています。

最近では武装勢力によるテロ事件が起きており、地域によってはとても治安の悪い国です。
今のところ感染症の発表はありませんが、特に夏は注意が必要です。

女子旅で旅行する際は、危険な地域やその近郊は避けたいですね。

渡航前にワクチンを接種するなどして、感染症には十分に注意するようにしましょう。

外務省によると、インドネシアで現在一番危険なのは、東ジャワ州のスラバヤ市です。
同市では2018年5月に同時多発自爆テロ事件が起きたばかりで、3つのキリスト教会前で起きたこの自爆テロにより多くの市民が巻き込まれました。

またレベル2(不要な渡航禁止)が出されている地域はパプア州のミミカ県、プンチャック・ジャヤ県,中部スラウェシ州のポソ県です。

その他にもジャカルタ島やバリ島においてテロ事件が発生しているので、渡航の際は十分気をつけるようにしましょう。

6:ウズベキスタン(中央アジア)

中央アジアは、全体的に治安の悪い国が多いといえるでしょう。

中央アジアは全部で6カ国あり、そのうちのアフガニスタンは上記でもご紹介しました。

中央アジアには、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンなどがあります。

また、広義には、モンゴルやチベットの一部の地域、中国のウイグル自治区なども含まれますが、ここでは、上記の5カ国をご紹介します。

ウズベキスタンの治安は全体的に悪く、キルギス国境地帯がレベル3の渡航中止勧告となっています。
これは、地雷が埋没されている危険性があるためです。

また、アフガニスタン国境沿いの地域は、イスラム過激派組織の侵入や影響のおそれが。
レベル2(不要不急の渡航をやめる)が出ています。

この他、ウズベキスタン全土でテロ事件が起きていることから、レベル1に。

街などを観光する分には、治安が良く、人びとも親切ですが、テロなどの危険性があることを知っておきましょう。

7: キルギス(中央アジア)


キルギスは、カザフスタン、タジキスタン、中国のウイグル自治区などと国境を接する国です。
東部のイシククル州では、2019年8月に日本人が強盗事件に巻き込まれる事件が起きました。

とくに治安の悪い地域は、バトケン州の国境地帯、ジャララバード州やオシュ州の国境付近で、レベル3(渡航中止勧告)が出されています。

この他、バトケン州の全地域、オシュ州・ジャララバード州のすべての地域も治安が悪く、レベル2(不要不急の渡航やめる)。

キルギス全土で、レベル1(十分に注意)が出されているので、渡航の際には、十分に注意するようにしましょう。

8:タジキスタン(中央アジア)

タジキスタンは、キルギス、ウズベキスタン、アフガニスタンなどと国境を接する国です。
タジキスタンの治安も、中央アジアでは比較的悪い方に入ります。

レベル3(渡航中止勧告)が出ているのは、アフガニスタンとの国境地帯で、イスラム過激派組織の侵入、麻薬密輸グループの犯罪事件などが確認されています。

レベル2(不要不急の渡航やめる)が出ているのは、ゴルノ・バダフシャン自治州全域、ウズベキスタンとの国境地帯、ログーン市以東、キルギスとの国境地帯であるソグド州、クヒストニ・マスチョ郡、ハトロン州のアフガニスタンとの国境付近となっています。

この他、タジキスタン全土でレベル1(十分に注意)が出されているので、十分に注意するようにしましょう。

9:トルクメニスタン(中央アジア)

トルクメニスタンは、ウズベキスタン、アフガニスタン、イラン、アゼルバイジャンなどと国境を接している国です。

トルクメニスタンの治安は、他の中央アジアの国々と比較すると良いほうですが、トルクメニスタン全土でレベル1(十分に注意)が出ているので十分に注意するようにしましょう。

また、アフガニスタンとの国境地帯では、地元の人々や外国人を狙ったテロや拉致事件が増えていることから、レベル2(不要不急の渡航やめる)が出されています。
渡航の際には、十分に注意するようにしましょう。

10: カザフスタン(中央アジア)

カザフスタンは、ロシア、中国、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、アゼルバイジャンなど、多くの国々に囲まれた国です。

外務省によると、カザフスタンの治安は、中央アジアのなかでは比較的安全な方ですが、全土でレベル1(十分に注意)が出ています。これは、テロ、銃器、薬物犯罪などが主な原因です。

渡航の際には、犯罪組織にかかわらないように、十分、気をつけましょう。

11:カンボジア

カンボジアは、最近、女子のあいだで人気度が高まっている国です。
しかし、治安の方は決して良いとは言えません。
観光などで訪れる際には十分に気をつけるようにしましょう。

外務省の安全情報によると、2019年9月現在、カンボジア全域で、レベル1(十分に注意)が出されています。

主な原因としては、プノンペンなどの都市部で、日本人をターゲットにしたひったくり、凶器を使用した強盗事件が発生しているためです。

観光で訪れる際には、公共のタクシーなどを利用し、極力バッグなどを持参しないようにしましょう。

女子旅でアジアの危険な国を訪れる際には十分に気をつけよう!

以上、アジアで治安の悪い国11ヵ国を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事を読んで、意外に思った方もいるはずです。
というのも日本人の間で人気の観光国も含まれているからです。
上記であげた国以外にも、東ティモール、スリランカ、北朝鮮、ネパール、バングラデシュなどアジアには治安の悪い国がまだまだたくさんあります!

女子旅で訪れる際には十分気をつけるようにしましょう。

参考文献:『国 ・地域別の海外安全情報』|外務省海外安全ホームページ https://www.anzen.mofa.go.jp/

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