旅のトラブル!「クレジットカードのスキミング」被害に合わないための6つの注意点!
高額の現金を持ち歩かないのは旅のマナーです。
しかし、現金を持ち歩かないからといって安全なわけではありません。
近年増加している旅先での「クレジットカードのスキミング」被害。
あまり耳馴染みが無いですが、スキミング被害により勝手にクレジットカードを使われてしまったり、個人情報を盗まれてしまった方もいるので旅先では常に注意する必要があります。
では、スキミング被害に合わないためにはどのような点に気をつけた方がいいのでしょうか?
注意点をまとめましたので参考にしてみて下さい。
ちなみに、クレジットカードの比較はこちらがおすすめです。
Contents
スキミングとは
あまり知られていない「スキミング」という言葉。
スキミングはクレジットカードの情報を不正に盗み、個人情報を手に入れたり偽造のカードを作り勝手に使われてしまう被害の事を言います。
クレジットカードを使った際にクレジットカードについている磁気を「スキマー」という情報を盗む機械を使い情報を読み取り情報を盗みます。
1秒ほどでスキミングは出来てしまうのでほとんど不正を行われているとは気づきにくく、後になって高額な請求がくるなどして気づくのが特徴です。
クレジットカードを盗まれるだけではなく、飲食店やお店の店員や店主がスキミングを行うという悪質なケースが増えてその被害は広がっています。
数年前にイタリアでスキミングされ、チリ1分間で数万ドルを引き落とされました。限度額設定をしていなかった痛恨。今回は設定で数千ドルで収まりましたが。。。
アメリカのカードは最初は至る所で止まったけど、今は十分に学習して賢い子に。でもチェックは厳しい。 https://t.co/wlMUuo4l3L— m-take (@takeonomado) March 15, 2018
どんな時にスキミングされる?
ATMにスキマーが設置されている
ATMのカード挿入口にスキミングの装置を設置し、情報を盗み取るというケースもあるようです。
装置の設置だけでなく、小型のカメラを設置して暗証番号などの重要な情報を盗むこともあるのでATMを使う際はしっかりと周りを確認し不審な機械がある場合は使用せずにスタッフに伝えましょう。
飲食店や買い物をした際
飲食店や買い物をした際に、店の店員や店主がスキミングを行っている場合もあります。
クレジットカードでの支払いの際にスキマーを使用し情報を読み取っているケースが多く、もしクレジットカードを持って別の部屋に行ってしまったり不審な機械を使用している場合には注意が必要です。
しかし、スキミングしているかは私たちには判断しにくくなかなか気づかないのが現状です。
警察官や店員のなりすまし
警察官や店員になりすましクレジットカードをチェックされる場合もあるようです。
目の前で機械を使いすぐにカードを返してくれるので、不審に思わず後々請求がきてから気づくという事態に。
もしクレジットカードを出すように言われても安易に出すのは辞めましょう。
スキミングされないように気をつけるべき6つの注意点
クレジットカードから目を離さない
スキミングはものの1秒で出来てしまいます。
お店でクレジットカードでの支払いの際、目を離したすきにスキミングを行われているというケースが多いようです。
常にクレジットカードからは目を離さないようにしましょう。もし不審な動きをしていたら近くの警察署に相談してください。
ICカードタイプのクレジットカードを利用する
以前のクレジットカードは磁気ストライブに情報が記録されているものでした。
しかし、現在ICカードタイプに移行してきています。
ICチップはスキミングが困難でもあり安全なのでICタイプのクレジットカードに変更する事をおススメします。
保障制度を利用する
クレジットカード会社ではそれぞれ不正使用に対する補償制度が揃っておりスキミング被害も対象になります。
盗難補償などがついたものを選ぶようにすればスキミングで被害にあった額も全額保証してくれる場合が多いので、よく海外旅行に行く方は利用することをおススメします。
クレジットカードを使う時は手元を隠す
ICタイプのクレジットカードでも暗唱番号が漏れてしまうと被害に合う確率は高くなります。
クレジットカードを使う際は暗唱番号が漏れないようにしっかりと手元を隠しながら操作を行いましょう。
慣れている操作だからと、ついつい注意せずに入力してしまいがちですが他人にわからないように操作するだけで被害に合う確率は下がります。
日ごろからしっかりと意識してクレジットカードを使うようにしてください。
銀行からの連絡。ロンドン・パディントン駅近く、HSBCのATMで私のデビットカードがスキミングされたらしく、バリ島でインドネシアルピーを引き出そうとしたらしい。英国ではスキミングが多発していいて、対策として店舗内のATMを利用、かつ暗証番号の入力を手で隠すようにとのアドバイスを。
— hato (@kukkurr) October 22, 2017
わかりにくい暗証番号にする
クレジットカードを使う上で基本のことですが、暗唱番号は他人に推測されないものにしましょう。
誕生日や電話番号などわかりやすい番号は避け、自分にしかわからない番号を設定して下さい。
安易にクレジットカードを出さない
なりすましでのスキミング被害も報告されています。
声をかけられたからと言って安易にクレジットカードを出さないようにしましょう。
クレジットカードの入った財布も他人の目に触れないような保管をして常に気をつける事でリスクを大幅に減らすことが出来ます。
スキミング被害にあってしまったら
スキミングの怖いところが日本に帰ってから身に覚えのない高額な請求が届くなど、後になって被害にあったことがわかるところです。どんなに気をつけていてもスキミングの手口は巧妙になっていて気づけないことも。
スキミングの怖いところが日本に帰ってから身に覚えのない高額な請求が届くなど、後になって被害にあったことがわかるところです。
どんなに気をつけていてもスキミングの手口は巧妙になっていて気づけないことも。
もし被害にあってしまったら、まずはクレジット会社や金融機関に連絡し対処してもらいましょう。
気づいた時点で早急に対応してください、時間を空けてしまうとクレジットカードの保障を受けられない場合もあります。しっかりと保障内容を確認し理解しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
とても怖いスキミング被害。特に海外旅行のスキミング被害は増加傾向にあります。
なかなか気づきにくい犯罪ですが、以上で説明した注意点に気をつけるだけで大幅にリスクを減らすことが出来ます。
安全な旅にするためにしっかりと気を付けていきましょう。
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