航空券購入の際に気を付けたい5つの落とし穴（個人手配）

近年スカイスキャナーや航空会社のWebサイトから個人でも簡単に航空券を検索・購入できるようになっています。

少しでも航空券を安く購入しようと、旅行会社やエージェントを通さず個人で手配する方が増えていますが、個人手配には気をつけなくてはならないくつかの落とし穴があります。
それらを見落としてしまうと、余計に時間やお金がかかってしまうということがあるのです。

そこで、今回は個人手配における航空券購入時の注意点を5つご紹介していきます。

1、乗り継ぎ時間は十分か？

スカイスキャナーなどで航空券を検索する方は、乗り継ぎ時間を見落としがち。
予約しようとしているフライトが、直行便であったり、乗り換えに十分な時間があれば問題ないのですが、同じ空港発着の便でもターミナルが異なるためにバスや地下鉄を利用して大移動しなければならないなんてことがあります。

また、乗り継ぎ先の空港自体が全く別の空港ということもあります。
特に初心者の方は、航空券を購入する前に必ず乗り継ぎ先の空港や立地をよく確認して、時間に余裕があることを確信したうえで航空券を購入して下さいね。

「お客様の乗り継ぎ時間が非常に短いのですが」実は大韓航空同士の乗り継ぎ時間が40分。仁川空港に着いてから成田行きの搭乗時間までは3分！！一体どうするんだとは思っていた。新しい仁川空港に行ったことが無く、2階に着いて３階に上がるだけだから平気かなとか、荷物検査は無いのかなとか。 pic.twitter.com/hbfLlory5B

— 小松由佳☆声 (@soyyuka) September 17, 2018

2、乗り継ぎ先でビザは必要か？

入国先ではもちろんのこと、乗り継ぎ先でまさかのビザが必要なんてことがあります。

同じ航空会社間での乗り継ぎであっても、乗り継ぎ時間が一定の時間（国により異なる）を超える場合は、ビザの申請が必要という場合があります。

また、別の航空会社のフライトに乗り継ぎの場合は、乗り継ぎ先で入国審査やセキュリティを通過して再度チェックインする必要があり、その場合にもビザの申請が必要なことがあります。

インターネットで簡単に申請できるビザならばいいのですが、国によっては大使館で申請しなくてはならないということも！

最安値で航空券を購入できたと思っても、ビザ問題が絡んでくると、申請料や大使館までの交通費が加算で割高になってしまうことも十分にありえます。
ビザ条件は国により大きく異なるため、事前に確認して下さいね！

ANAへの乗り継ぎでバンクーバーに行くためにカナダエアでチェックインしようと思ったら、「カナダの入国ビザを取れ」と言われたでござる。
乗継で空港内に留まるだけでもビザが要るってのは普通のことですかね？
オンライン申請で何とか間に合ったけど、事前に知らせてよ。二度と乗りたくない。 pic.twitter.com/3JDD7av9sb

— 津上俊哉 (@tsugamit) September 12, 2018

3、名前を間違えていないか？

個人で航空券を購入する際に、特に気を付けたいのが名前の入力ミス。

航空券購入時に、必ずパスポートに記載されている名前をアルファベットで入力する必要があるのですが、一文字でもスペルミスがあると、支払いを済ませたにも関わらずその航空券は無効となり、再度航空券を購入しなくてはなりません。

このような事態を考慮して、航空券購入時に保険を購入しておけば、入力ミスがあっても無料で航空券を用意しますという会社もあるのですが、ほとんどの方が「自分は大丈夫！」と思い購入しないもの。

航空券を購入の際は、必ずダブルチェックをしてこのような事態を避けて下さいね！

初めてアプリを使って、海外航空券の予約した！

名前ミスやってもうた〜＼(^o^)／

みんなは気をつけろよ〜＼(^o^)／ pic.twitter.com/JSaE8bCkiQ

— かっしー@MCWW (@mcww_takane) October 12, 2018

4、空港の立地は？

あなたが予約しようしている便が発着する空港は、滞在先から近いですか？

ロンドンやモスクワのように、市内にいくつかの空港が点在している場合、街の中心から離れた空港を選んでしまうと、移動に時間もお金もかかってしまいます。
nそうなると、街の中心からより近い空港発着のフライトを選べばよかったなんてことになりかねません。

フライトを選ぶ際に、Google Mapなどで空港の立地を一度確認し、より好都合な空港が近くにないか探ってみることも大切ですよ。

遠い遠いと言われるロンドン・ヒースロー空港だが、市街地からの距離は20kmでそう遠くない。
他の空港はロンドン市街中心部にあるシティ空港を除けば

ガトウィック:45km
ルートン:50km
スタンステッド:60km

とかなり離れている。

— Mei Kaigai (@Mitchan_599) February 4, 2017

5、受託手荷物と機内持ち込み荷物の条件は？

あなたが購入したい航空券に受託手荷物の金額は含まれていますか？また、機内持ち込み荷物の制限はどうですか？

航空券の購入先によっては、受託手荷物の値段が含まれていないことがあり、別途購入する必要があります。
そうなると、当初予想していた金額よりトータルのコストが高くなることが多いです。

また、機内持ち込みの荷物が7kg（PC関連機器を含む）というエアラインもあり、あなたの機内持ち込みの荷物がどのくらいの重さになるかを購入前に確認しておくことも大切。
特に大型のカメラやPCを持ち込む場合には、航空券購入前に重さを測ってみましょう。

機内持ち込みの荷物制限はエアラインにより異なり、航空会社によっては重さを厳しくチェックすることがあります。

重量オーバーとなると追加料金を請求され、せっかく安く購入した航空券も、トータルすると割高になってしまうのです。

バニラエアがタイミングよくセール始まったから航空券予約した💪
普通よりかなり安く行けて嬉しいんだけど（単純に航空券だけなら往復3980＆2580円）、受託荷物の別料金が高くてう〜ん😄💦(笑)

だって機内持ち込みは7キロまでだけど、カメラ2kg、パソコン2kg、三脚2kgは最低条件。無理でしょww

— るう( `ω´ っ)3 (@azarashi_OL1203) October 7, 2018

6、最後に

今回は個人で航空券を購入する際に気を付けたい5つの落とし穴についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

近年多くの方が、少しでも航空券を安く購入しようと旅行会社やエージェントを通さず個人手配を試みますが、今回ご紹介したような点を見落としてしまうと、予想以上にお金や時間がかかってしまったという事態が起こります。

旅行会社などを仲介していれば、乗り継ぎや荷物、ビザ情報など全てスムーズにいくよう手配して貰えますが、個人手配となると全てが自己責任！

今回ご紹介した内容を参考に、様々な視点からあなたにとってベストな航空券を選んでみて下さいね！